掛川城二の丸御殿

掛川城の二の丸御殿です。



以前にも紹介したので今回は軽めに。
掛川城の二の丸御殿は現存する御殿遺構としては数少ない貴重なものです。
現存するのは、二条城、川越城、高知城と掛川城くらいです。




玄関です。
掛川城の御殿は、嘉永７年（１８５４）の地震で倒壊したために、太田資功が、安政２年（１８５５）から文久元年（１８６１）にかけて再建したものです。
そのため太田氏の家紋が入っています。



上ノ間です。
幕末の再建のために簡素に建てられています。
二条城のような豪華さはありません。
上ノ間ですが、上段の間にはなっていません。



書院造りですが、床の間と違い棚はありますが、付書院、帳台構はありません。



欄間は竿欄間です。



上ノ間と次ノ間です。



外から見た御殿です。

コメント 4

お早うございます。
「竿欄間」というんですね。謝々。
by 夏炉冬扇 (2012-11-26 09:04) 

きのうNHKプレミアムは正午から新日本紀行「城　十二天守への旅」を放映していました。建てた当時の姿を残す天守は全国で１２しかないんですね。
城を愛する人々を見ることができて面白かったです。
by 斗夢 (2012-11-26 09:28) 

掛川城は、司馬遼太郎の小説に出てきたことがありますが・・・、山内一豊がいたことがあったのですね。
by ヨッシーパパ (2012-11-26 17:51) 

学生時代、建築史の講義で見たような単語が…。
もう少し、真面目に勉強しとけば良かった。
by 川崎工場長 (2012-11-26 19:32)