徳川家康陣屋@佐賀県唐津市 [お城踏査]

名護屋城の徳川家康の陣屋です。

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徳川家康の陣屋は比較的低い場所にありました。

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現在はゲートボール場になっています。
写真で見るとただのグランドみたいで、標識がないとわかりません。

隣には保育園があります。

それだけ街中にあっただけに早くに破壊されてしまったようです。

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石垣です。

他にも石垣が発掘調査で見つかっていますが、今は埋め戻されています。
堀もかつてはあったようです。

周囲には家臣の本多忠勝や大久保忠世の陣屋もありました。

佐竹氏の家臣の平塚滝俊の手紙に「家やす、正宗、うき田との、かもう殿、其の外西国衆、甲斐、信濃、加賀、越中、出羽、奥州、其の外諸国のぐんぜいかきりなく取り付けられ候、左候間、日々に小旗、小指物、ほろ、のぼり御ちん御珍に張りたてて候間、誠に弥生の此、山々の花を見渡し候様に候」とあるように、名護屋城の周囲の山々や土地に大名の陣屋が建ち並んでいました。

特に名護屋城の周囲には、徳川家康、前田利家、加藤清正、福島正則、小西行長、木下延俊などの有力な家臣が陣屋を建てていました。

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まさに周囲には日本中の大名が集まり、首都のような様相と賑わいでした。




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