犬山城 その3

犬山城の続きです。



三階の高欄を修理していました。
そのため一周できません。



高欄から見た木曽川です。
下流です。
向こうの山は伊木山です。
この山にも城がありました。



同じく木曽川です。
上流です。
絶景です。
犬山城の別名を白帝城といいますが、川の畔に聳える中国の白帝城が由来です。
その名づけた気持ちは分かります。



天守から見た本丸です。
左は表門、右は模擬櫓です。



天守三階の天井です。
お城で天井のある天守は少ないです。



屋根の庇です。

（続く）

犬山城 その２

犬山城の続きです。



天守です。
でも、よく見ると天守に白い覆いが・・。



修理中でした。
高欄などを直しているようです。
でも中には入れました。



修理箇所の説明です。
正面です。



横からです。




天守の入り口です。
石垣は穴蔵になっています。
穴蔵を経由して中に入ります。



地下一階です。



一階です。
中は薄暗いです。



一階にある城主の間です。
ここだけは畳敷きです。



同じく城主の間です。
城主の間らしく格式があり、床の間もあります。
武者隠しの間もあります。

城主の間ですが、ここに殿様は住んでいたわけではありません。

天守の中にこのような部屋があることは、犬山城が古く、天守の中でも戦うことを目的としているためです。
最古の天守と言われる所以です。

（続く）

犬山城＠愛知県犬山市

犬山城は愛知県犬山市にあります。
国宝です。
木曽川の畔にあって丁度県境なので、犬山は岐阜県と思っている人も意外と多いようです。



桐の丸の櫓台です。

なんとなく櫓っぽく見えます。



門の礎石です。
本丸にいたるまでいろいろな遺構があります。



本丸門です。
復元です。
復元というより模擬ですね。
二階は管理事務所になっています。
鉄筋コンクリートで風情はありません。
近年、柱だけは木目調に直されました。
以前はコンクリートむき出しで味気なかった。



本丸門の左の石垣です。



同じく右の石垣です。

同じ石垣でも随分と積み方が違います。
左は打ち込みはぎ、右は野面積みでしょうか。
時期差なのか、後の改修か。



裏から見た本丸門です。



天守です。
国宝です。
国宝の天守は、犬山城の他に姫路城、彦根城、松本城の4つだけです。

（続く）

刈谷城のペーパークラフト

刈谷城のペーパークラフトがありました。



最近はお城のペーパークラフトがちょっとしたブームです。
メーカーのは有料のものもありますが、市が作っている無料のものも結構あります。

最近でも、亀山城、浜松城、西尾城でも作られました。
西尾城は市内の印刷会社が作っていて、有料（300円）です。



上から見た図です。
本丸の辰巳櫓、多聞櫓、表門がセットになっています。



刈谷城築城４８０年を記念して作られました。
４８０年なんて半端のような年数ですが・・。
今でも頒布しているのかなぁ？

刈谷城跡発掘調査現地説明会

少し前ですが、刈谷城跡発掘調査現地説明会に行ってきました。



刈谷城は辰巳櫓などの復元を計画していて、その調査です。



説明会の様子です。
多くの歴史ファンが詰め掛けていました。

刈谷城跡は明治に払い下げになったときに建物だけではなく、石垣まで売り払われて、石垣の石も一つも出てきませんでした。



今回見つかったのは、石垣を積むときに基礎にする地固め遺構です。
この発見によって石垣の位置が判明しました。
地固めの礫は深いところでは1メートルも積まれていました。




発掘で見つかった刈谷城の瓦です。
軒丸瓦です。
立ち沢潟紋です。



同じく軒丸瓦です。
八本柄杓水車紋です。



発掘の全体図です。
本丸の東側を掘っています。



辰巳櫓、本丸門などの完成予想図です。
完成するにはまだまだ長い年月が必要でしょうね。