山田奉行所＠三重県伊勢市

山田奉行所は三重県伊勢市にありました。



石碑です。
奉行所跡は宅地や田畑になり遺構はありません。



山田奉行所は徳川幕府が遠国奉行として置いたうちの一つです。
佐渡奉行所や長崎奉行所と同じ頃の慶長8年（1603）に作られました。



かつての山田奉行所の片隅に山田奉行所記念館が建てられています。
長屋門です。



門の看板です。



玄関です。
記念館は入場無料です。

伊勢市の中でも郊外にあり、とくに宣伝もしていないので、知る人ぞ知るという感じです。

一応絵図に基づいた復元ですが、場所も違うし、間取りも違います。
伊勢市に合併する直前に旧町が建設したものです。
伊勢市としてもあまりこの奉行所には力を入れていないようです。
行ったときにも伊勢神宮は賑わっていましたが、こちらは誰もいませんでした。



奉行所の絵図です。



現在の地形図にかつての奉行所の堀を書き込んだ地図です。
二重の堀で囲まれていました。
記念館が建てられた場所はほんとうの奉行所の隅です。

（続く）

西尾城二の丸天守台復元工事の近況 12月中旬

西尾城二の丸天守台復元工事の近況です。



工事の覆いがとれて天守台が姿を現しました。
とても見やすくなりました。

東から見たところです。
手前が付櫓です。



西北から見たところです。
天守台の高さは7ｍほどはあるでしょうか。
こうしてみるとなかなか立派な石垣です。
石垣の石は少し大きく感じます。

この上に天守が建つ日は来るのでしょうか。
現在のところは、古写真などの資料がなく難しいようです。



西から見たところです。

天守台の南にも付櫓がありました。
まだショベルカーが見えます。
工事は３月まで続くようです。

一般公開が楽しみです。