福岡城の本丸表門 [移築建物]

福岡城の本丸表門が福岡市内の崇福寺に移築されています。

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正面からです。

表門に相応しい立派な門です。

崇福寺の山門になっています。

崇福寺は黒田家の菩提寺です。


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斜め後ろからです。

大きな櫓門です。

屋根は切妻になっています。

大正7年に移築されました。

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門の部分です。

柱も太く、力強い門です。

お寺の門のため、内部は非公開です。


福岡城の復元整備計画があり、移築されたこの門を福岡城に再移築しようという話もあるようです。

しかし、この門も崇福寺に移築されたことも歴史の一つですし、この門を参考にして本丸表門を復元したほうがよいのではと思います。

壊される運命だった表門をお寺に移築したおかげで、現在まで残すことができました。
移築してしまうとお寺の山門がなくなってしまいます。
今はお寺の山門として景観に馴染んでいます。


福岡城 その6 [石垣]

福岡城の続きです。

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福岡城上の橋門の近くに福岡城の石垣を見学できる施設があります。

地下になっています。

福岡城の堀は今より広くて、道路になっている下に石垣が残っています。
それを地下に潜って見学できます。

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この堀の外側の石垣です。

小さな施設ですが、しっかりと管理人さんもいます。

目立たないためか見学者は誰もいませんでした。

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石垣が間近で見れます。

黒田長政が築城したものです。

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福岡城は武具櫓の復元を目指しています。
武具櫓は本丸の隅にあった多聞櫓で、戦中まで移築されて黒田邸に残っていました。

戦争で焼失してしまいましたが、古写真が残り、復元可能な建物です。

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絵図に見る武具櫓です。

真ん中の白い四角が天守跡です。
その上の細長い建物が武具櫓です。

復元されれば福岡城のシンボルとなります。

(終り)


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