隣松寺

隣松寺は愛知県豊田市幸町にあります。



浄土宗の寺院です。

正式名称は、稲荷山 迎接院 隣松寺です。

松平氏とのゆかりの深い大きな寺院です。



山門です。



山門の中の仁王像です。

比較的新しいです。



本堂です。
屋根は寄棟造りです。

縁起によると、五十三代淳和天皇の第三皇子、東山親王国長公が当地に配流され、承和10年薨去されて隣松院殿一位相国天竜大居士と号されたが、叔父仁明天皇がその追善のために当山を草創された。
当初は天台宗であったが、明徳年間蓮蔵忠阿上人が浄土宗に改宗し開山となり今日に至る。



松平薩摩守忠吉の墓です。

忠吉は徳川家康の息子で東条松平氏を継ぎ、清洲城主となりましたが、関ケ原合戦の傷が元で慶長12年に死去しました。



細川氏の墓です。

細川義季、細川俊氏、細川公頼の三代です。