岩倉城@愛知県岩倉市 [お城踏査]

岩倉城は愛知県岩倉市下本町城跡にあった中世城郭です。

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石碑です。
碑と言うより大きな石に刻まれている感じです。

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こちらは江戸時代に建てられた石碑です。

織田伊勢守城跡と刻まれています。

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隣に建てられている石像です。

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説明です。

岩倉城は文明11年に織田伊勢守の居城として築かれました。
織田氏は尾張の守護代でした。
伊勢守家は尾張の上四郡を支配して、同じく守護代で清洲城の織田大和守家と対立します。
永禄2年に織田信長により落城します。

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近年立てられた説明です。
カラーの図入りで見やすいです。

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岩倉城の図です。
岩倉城は堀や土塁は破壊されて残っていませんが、地籍図や発掘調査やわずかに残る堀の痕跡から復元することができます。
水色が堀の跡で二重の堀があったことがわかります。

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上の図を元にして作られた岩倉城の推定復元図です。

中世城郭なので、石垣や天守はありません。
でも曲輪の中には主殿や倉庫、櫓が建てられていたと思われます。

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岩倉城の本丸跡です。
この部分のみがわずかに城跡を偲ばせます。
小公園になっています。

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岩倉街道です。

岩倉市は古い町並みが良く残っています。
歩いているといろいろと発見があり楽しいです。

山内一豊誕生地 [歴史雑話]

山内一豊の誕生地です。

山内一豊は戦国大名です。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えて、最後は土佐一国の大名になりました。

山内一豊は奥さんのほうが有名かも。
千代といい、へそくりで名馬を買い、その馬に乗って馬揃えで信長の前に出た一豊が信長の目にとまり出世したと伝えられます。
そのため、一豊は一生側室を持たなかったといわれています。
戦前は内助の功の鏡として教科書にも載りました。
また、千代紙は千代が考えたとも言われています。


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愛知県岩倉市にあります。

こちらの石碑は比較的新しい。
大河ドラマで取り上げられてから建てられたのでしょうか。
功名ケ辻です。

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こちらはもともとあった石碑です。

神社の境内に建てられています。

山内一豊の誕生地碑は、一豊の父盛豊が「武運長久を祈って社を建てた」という由緒により、昭和9年に神明生田神社境内に建てられました。


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説明です。

山内一豊は、天文14年(1545年)に岩倉城の家老であった山内但馬守盛豊の子として、岩倉に生まれました。

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山内家の家紋です。
土佐柏です。

これも大河ドラマの頃に建てられたのでしょうか。

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石碑のある神明生田神社です。

ほどほどに大きな神社です。

山内一豊は一宮市で生まれたという説もあります。


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