秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風 [お城の本]
最近発行された『秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風』です。
最近、新潟県で発見された聚楽第行幸図屏風を解説した本です。
聚楽第を描いた屏風は教科書にも出てくる三井記念美術館のものが有名ですが、ここに描かれる城はそれとは趣を異にしています。
なんといっても最も違うのは天守の描き方です。
これが聚楽第の天守ですが、五層です。
最上階は高欄式になっており、また、鶴の絵が描かれています。
これは天皇の行幸のための特別の設えだったようです。
大阪城の天守と共通します。高欄は三井美術館本と同じです。
瓦は金箔瓦です。
なんか当時の天守の意味を考えさせるものですね。
天守には四角や三角の狭間も切られています。
こちらは天皇の行在所です。
「儲けの御所」といわれます。
注目すべきはその屋根で、巨大な龍の置物がありました。これにはビックリしました。
「聚楽第行幸記」に「玉虎風にうそぶき、金龍雲に吟ず」とあるものがこれだったのです。
御所の壁にも天守同様に鶴と松が描かれています。
庭には松や杉の他に蘇鉄や棕櫚の木が描かれます。
『秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風』
青幻社
京都市中京区三条通烏丸東入ル
℡075-252-6766
2,625円
最近、新潟県で発見された聚楽第行幸図屏風を解説した本です。
聚楽第を描いた屏風は教科書にも出てくる三井記念美術館のものが有名ですが、ここに描かれる城はそれとは趣を異にしています。
なんといっても最も違うのは天守の描き方です。
これが聚楽第の天守ですが、五層です。
最上階は高欄式になっており、また、鶴の絵が描かれています。
これは天皇の行幸のための特別の設えだったようです。
大阪城の天守と共通します。高欄は三井美術館本と同じです。
瓦は金箔瓦です。
なんか当時の天守の意味を考えさせるものですね。
天守には四角や三角の狭間も切られています。
こちらは天皇の行在所です。
「儲けの御所」といわれます。
注目すべきはその屋根で、巨大な龍の置物がありました。これにはビックリしました。
「聚楽第行幸記」に「玉虎風にうそぶき、金龍雲に吟ず」とあるものがこれだったのです。
御所の壁にも天守同様に鶴と松が描かれています。
庭には松や杉の他に蘇鉄や棕櫚の木が描かれます。
『秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風』
青幻社
京都市中京区三条通烏丸東入ル
℡075-252-6766
2,625円
2010-12-19 10:42
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コメント(8)
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ご来訪&nice!を有難うございます。
城郭神社仏閣はまったく詳しくありませんが
親子揃って日本史は好きなのでこれからお邪魔いたします。
by rtfk (2010-12-19 13:19)
ご訪問&nice!ありがとうございます。
by えがみ (2010-12-19 22:14)
まいど訪問おおきにです。大阪ではおなじみの太閤さんですが、以外と知られていない事が多いですね。
by オカジュン765 (2010-12-20 07:20)
聚楽第の天守は興味があります。
by 袋田の住職 (2010-12-20 23:43)
ありがとう(*^-^)
by ももこ (2010-12-21 00:08)
おはようございます度々の訪問おおきにです。
by オカジュン765 (2010-12-21 07:28)
おはようございます度々の訪問おおきにです。
お互い当たるといいですね。
by オカジュン765 (2010-12-22 07:20)
訪問&niceありがとうございます
by しまみん (2010-12-22 21:26)