中村屋敷＠静岡県浜松市

中村屋敷は静岡県浜松市西区雄踏町宇布見4912-1にあった中世城館です。



説明です。

中村家は鎌倉時代から続くこの地方の名家です。
今川氏に仕えていましたが、徳川氏が遠江に進出すると家康に仕えました。
浜名湖の水上交通に権限を持っていました。

徳川家康の次男秀康が生まれた家としても有名です。

秀康の母小督局は家康の正室築山御前の侍女でしたが、浜松城の湯殿で家康のお手付きとなり、懐妊しました。
これを知った築山御前の怒りはすさまじく、危険を感じた小督局はこの中村家に身を隠しました。




長屋門です。
風格あります。



母屋です。

国の重要文化財です。



母屋は、寄棟造葦葺平屋建の建物で、桁行21.3m、梁間11.2mです。
屋敷には土蔵や秀康の胞衣塚が現存しています。

コメント 2

週末ですね〜
by pandan (2014-06-07 07:47) 

関東も梅雨入り。
今日も朝から雨です。
by 川崎工場長 (2014-06-07 09:51)