諏訪原城現説その４

諏訪原城の現地説明会の続きです。

今回の発掘調査では、
①二の丸虎口から４つの門の礎石の発見
②二の丸の土橋が木橋だった
③二の丸の仕切り土塁が本来のもので、中に通路があった
の三点の発見がありました。

遺物としては、数点出ていました。



常滑の甕の破片と瀬戸美濃の碗の破片です。
常滑の甕は部分的過ぎて大きさは不明ですが、水を貯める甕でしょうか。

また、現地説明会では説明されませんでしたが、他に数箇所掘っていました。



二の丸内の石積みです。
不明ですが、土塁の土留めでしょうか。



二の丸の低い土塁のトレンチです。
かなり盛土していることがわかります。
水はけをよくするためでしょうか、砂利を敷いてから盛土しています。
その下の土層が土塁でしょうか。
かなり幅広です。



諏訪原城の名の元になった諏訪神社です。
丸馬出のなかにあります。



神社は安産祈願の案内がありました。
男の子は鎌を女の子は赤い糸とありました。
奉納するのでしょうか。



諏訪原城の石碑です。


最後に二の丸の虎口の礎石を横から見た図です。
手前に石列が確認できます。

諏訪原城の発掘調査は今後も続けられるので、楽しみです。

コメント 3

諏訪は、一度行ったことがあります。
by Silvermac (2011-02-11 16:15) 

こんにちは
ご訪問＆nice!ありがとうございました！
by marverick (2011-02-11 16:35) 

ご訪問ありがとうございました.
by えんや (2011-02-12 17:29)