掛川城二の丸御殿 その3 [御殿]
掛川城二の丸御殿のまたまた続きです。
掛川城の御殿については、質実だというご意見も頂いています。
確かにシンプルの中にもお城の御殿らしい質実さを見ることができます。
二条城の大広間です。
こういう部屋も桃山風の豪華絢爛さがあり、いいですが、掛川城の御殿は武家屋敷らしいというのでしょうか。
幕末の質素が質実剛健さがあります。
譜代の小大名の御殿らしいです。
廊下からみた次の間と上の間です。
廊下と部屋の間仕切りには、桟が切ってなくて、はじめから上の間、次の間、廊下を一体のものとして使われる予定であったことがわかります。
襖は今は真っ白ですが、当時は何らかの絵が描かれていたのではないでしょうか。
上の間の奥にある小書院です。
次の間と小書院です。
小書院の天井です。
太田家の家紋の桔梗紋と替紋の鏑矢紋がデザインされています。
上の間が藩の公式な行事に使われる部屋であるのに対して、小書院は藩主の執務室でした。
そのために天井も意匠がされています。
小書院の廊下です。
手前の部屋は長囲炉裏の間といい、藩主の居間でした。
こちらも質素です。
(続く)
掛川城の御殿については、質実だというご意見も頂いています。
確かにシンプルの中にもお城の御殿らしい質実さを見ることができます。
二条城の大広間です。
こういう部屋も桃山風の豪華絢爛さがあり、いいですが、掛川城の御殿は武家屋敷らしいというのでしょうか。
幕末の質素が質実剛健さがあります。
譜代の小大名の御殿らしいです。
廊下からみた次の間と上の間です。
廊下と部屋の間仕切りには、桟が切ってなくて、はじめから上の間、次の間、廊下を一体のものとして使われる予定であったことがわかります。
襖は今は真っ白ですが、当時は何らかの絵が描かれていたのではないでしょうか。
上の間の奥にある小書院です。
次の間と小書院です。
小書院の天井です。
太田家の家紋の桔梗紋と替紋の鏑矢紋がデザインされています。
上の間が藩の公式な行事に使われる部屋であるのに対して、小書院は藩主の執務室でした。
そのために天井も意匠がされています。
小書院の廊下です。
手前の部屋は長囲炉裏の間といい、藩主の居間でした。
こちらも質素です。
(続く)
2011-02-18 21:06
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コメント(7)
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小書院の天井素晴らしいですね。
現在はこんな素敵な天井なんてなかなかありませんよね。
by 雨香 (2011-02-18 22:25)
おはようございます。まいど訪問おおきにです。
質実剛健な造りですね。渋いの一言です。
余談ですが、二条城の写真を見て東大阪の小阪という所にある小阪城を思い出しました。そこはお城でもなんでもなく床屋の屋上にご主人が勝手に手作りで城を作っていて、狭い部屋のふすまに1枚目の写真のような絵を描いて金箔は色紙の金色を施し、いかにもというパロディなお城です。
by オカジュン765 (2011-02-19 09:05)
こんにちは。
普段ウサギ小屋に住んでいる貧乏人の眼からすると、広すぎて落ち着かないですね。(笑)
権威の象徴なんでしょうね。
by musselwhite (2011-02-19 09:08)
二条城の大広間すばらしいですね。
by ゆうせい (2011-02-19 09:23)
質実剛健といいますが
今みるとすごくデザイン的で奇麗です∧∧
当時を偲んで色々想像が浮かんできます。
自分ではなかなか行けない色々なお城を
毎回見せていただいてありがとうございます!
by Cazz (2011-02-19 11:44)
二条城の大広間、豪華ですね。
襖絵などじっくり見てみたいです。
by 綾小路曽根斗麿 (2011-02-19 11:50)
続き部屋、そして廊下、誰がどこに座るか、決まっていたんでしょうね、きっと。
藩主の居間はなかなか居心地良さそうな広さですね。
by ナツパパ (2011-02-19 21:10)