川越城本丸御殿 その3 [御殿]
川越城本丸御殿の続きです。
御殿を一通り回ると最後は広間になります。
本当は玄関から広間へ入るのが正式なルートですが、現在は都合上こういう順番になっています。
広間です。
36畳の広さがあり、御殿内で2番目に広い部屋です。
一番広かった部屋は今は失われた大書院の大広間です。
大きな床の間が目立ちます。
玄関を入ってすぐの部屋に床の間を置くのは御殿では多くあり、掛川城や柳本陣屋の御殿も同じ造りです。
現在の和風の住宅でも玄関を入ってすぐの場所に小さな床の間を設ける家が多いですが、それと同じです。
当時は掛け軸や花などが飾られていたと思います。
川越城の御殿の床の間は今は何も飾られていないので、少し寂しいです。
広間と使者の間の間の杉戸です。
川越城本丸御殿は二条城のような襖絵や障壁画は残っていませんが、その代わり杉戸が多く残されています。
この杉戸には松が描かれています。
杉戸です。
上には欄間があります。
川越城本丸御殿は幕末の嘉永元年(1848)に完成しています。
本来は杉戸は廊下の仕切りに使われるもので、この杉戸が本来どの場所にあったのかはよく分かっていません。
杉戸は現在26枚残っています。
おそらくこの部分には襖がはまっていたのではないでしょうか。
杉戸絵を描いたのは地元の名主船津蘭山という人です。
槍の間との間の杉戸です。
こちらは上に欄間がありません。
御殿の釘隠しです。
意匠は同じものです。
(続く)
御殿を一通り回ると最後は広間になります。
本当は玄関から広間へ入るのが正式なルートですが、現在は都合上こういう順番になっています。
広間です。
36畳の広さがあり、御殿内で2番目に広い部屋です。
一番広かった部屋は今は失われた大書院の大広間です。
大きな床の間が目立ちます。
玄関を入ってすぐの部屋に床の間を置くのは御殿では多くあり、掛川城や柳本陣屋の御殿も同じ造りです。
現在の和風の住宅でも玄関を入ってすぐの場所に小さな床の間を設ける家が多いですが、それと同じです。
当時は掛け軸や花などが飾られていたと思います。
川越城の御殿の床の間は今は何も飾られていないので、少し寂しいです。
広間と使者の間の間の杉戸です。
川越城本丸御殿は二条城のような襖絵や障壁画は残っていませんが、その代わり杉戸が多く残されています。
この杉戸には松が描かれています。
杉戸です。
上には欄間があります。
川越城本丸御殿は幕末の嘉永元年(1848)に完成しています。
本来は杉戸は廊下の仕切りに使われるもので、この杉戸が本来どの場所にあったのかはよく分かっていません。
杉戸は現在26枚残っています。
おそらくこの部分には襖がはまっていたのではないでしょうか。
杉戸絵を描いたのは地元の名主船津蘭山という人です。
槍の間との間の杉戸です。
こちらは上に欄間がありません。
御殿の釘隠しです。
意匠は同じものです。
(続く)
2011-04-29 18:13
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コメント(8)
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歴史と伝統を感じます。
川越線の9600形機関車に近いものを感じているのです。
軽率なコメントですが、そんなことから知識が深まるものと推定します。
by yogawa55はやぶさ (2011-04-30 22:24)
こんばんは!瞬く間に5月ですね。北国もようやく春らしくなりました。
by シラネアオイ (2011-05-01 00:32)
杉戸も欄間も素晴らしいですね。
欄間、とても時間がかかっただろうなーって思います。
とても美しいですね。
by そら (2011-05-01 01:18)
たくさんの写真を拝見して昔見たときの記憶が蘇りました!
川越も古い街並みを活かした街づくりが成功してますね。
ちなみにサツマイモ料理は召し上がりましたか。
by ぱぱくま (2011-05-01 03:28)
お早うございます。
去年川越へ行きました。懐かしいです(^。^)
by yakko (2011-05-01 05:21)
きれいに保存されているのですね〜
ゆっくり観てみたいものですね。
by pandan (2011-05-01 05:39)
日本の建物は本当に良いですね。^^;
by ソニックマイヅル (2011-05-01 06:28)
おはようございます。まいど訪問おおきにです。
松戸の絵も味があっていいですね。欄間も細かい細工が施されているようで、職人の仕事が垣間見えますね。
by オカジュン765 (2011-05-01 06:41)