小幡陣屋 その3 [お城復元]

小幡陣屋の続きです。

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小幡陣屋の最大の見所は、楽山園と呼ばれる庭園です。
大名庭園です。
1万石の陣屋でこれほどの規模の庭園をもっているとは驚きです。

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回遊式庭園です。

腰掛茶屋と梅の茶屋です。

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梅の茶屋です。

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中に入れます。
ここで庭を眺めながらまったりしたいですね。

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梅の茶屋からの眺めです。

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庭園です。

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見事な回遊式庭園です。

(続く)

小幡陣屋 その2 [お城復元]

小幡陣屋の続きです。

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北裏門です。
棟門として復元されました。

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井戸跡です。
銀明水と呼ばれていました。

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馬屋跡です。
遺構の表面表示で示しています。

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陣屋の御殿跡です。
表面表示しています。
「県庁絵図」と「明和絵図」をもとに作成しています。

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御殿の説明です。

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庭門です。
御殿から庭園の楽山園に入る門です。
棟門として復元されました。

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庭門と塀です。

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井戸です。
御殿の敷地内にあり、金明水と呼ばれていました。

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土塁と庭門です。

(続く)

小幡陣屋@群馬県甘楽町 [お城復元]

小幡陣屋は群馬県甘楽町小幡にありました。

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中門です。
平成22年に復元されました。

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実質的な陣屋の正門でした。
薬医門として復元されました。
発掘調査の結果、礎石などは確認できなかったようですが、明治期の払い下げ史料に幅2間半とあり、これを基準に、小諸城の黒門を参考に復元されました。
屋根は板葺きでした。

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中門の内側は升形虎口になっていました。

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説明です。
小幡陣屋というより楽山園のほうが一般的です。

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堀と土塁も復元されています。
ただ、堀と土塁はL字状に作られていて、全体を囲んでいません。
防御的には不完全です。
そのために格式を高めるために部分的に正面だけ作られたと思われます。

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堀と土塁です。
とてもきれいに整備されています。

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拾九間長屋も復元されました。
平成19年度に復元されました。
拾九間長屋とは長さが約34mあった長屋です。
下級武士の住居でした。
屋根は茅葺です。

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木造で復元されました。
内部はガイダンス施設になっています。

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梁がむき出しになっています。
さすが太いです。

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織田信雄が出迎えてくれます。
小幡陣屋は織田信長の子信雄から始まります。

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長屋の一室は当時の生活を再現できるように部屋を復元しています。

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長屋の外観です。

(続く)

浜松城天守門オープン その2 [お城復元]

浜松城の続きです。

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天守門の両となりに土塀も復元されました。
控え柱も作られています。

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土塀には狭間も切られています。

狭間とは塀に開けられた穴で、ここから弓や鉄砲を撃ちました。
丸や三角、四角の形があります。
浜松城は四角です。

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土塀です。
塀の壁は意外と薄いです。
そのために屋根の瓦も薄く軒丸瓦はありません。

将来的には天守曲輪の全周を塀で囲む計画です。

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天守門の説明です。

天守門は、木造平屋建てで、高さ9・4メートル、幅11メートル、奥行き5メートルです。
主に地元天竜産の杉やヒノキを使用しています。

工事費は1億7000万円でした。


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天守曲輪の土塁です。
木が切られてずいぶんとすっきりしました。

でもあまり切り過ぎると土塁が弱くならないか心配です。

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天守から見下ろした天守門です。
門の小ささがわかります。

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西から見た天守門です。
こちらからは入れません。

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門の部分です。
天守曲輪から見たところです。

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門の柱の礎石です。

天守門を復元する際に事前に発掘調査を行なっています。
そのときに礎石が見つかり、門の正確な位置が判明しました。
しかし、礎石は文化財なので、その上に柱を立てられません。
そのために礎石の上にカバーをつけて、そのうえに砂や土を60センチ敷き詰めました。
その上に新たな礎石を設置しています。

だから厳密に言うと今の門は当時よりも60センチ低くなっています。
当時の礎石が使えないと言うものの、何か釈然としない復元方法です。
名古屋城の本丸御殿もそうなのですが、厳密な復元というのはどういうものなのでしょうか。

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門の扉です。
実際にはもう少し大きかった可能性があります。

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本丸から見た天守門です。

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浜松城の天守です。
模擬天守です。

浜松城天守門オープン [お城復元]

浜松城天守門が完成してオープンしました。

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浜松市役所から見た天守門と天守です。
天守門の様子がよくわかります。

以前は天守曲輪は木がたくさん生えていましたが、ずいぶん伐採して見やすくなりました。

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天守門です。
下からの眺めです。

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木造で復元されました。
柱と鏡石です。

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天守曲輪から見たところです。

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横からです。
中に入れます。

ただ母屋に比べて屋根が少し大きい気がします。
庇が長すぎる感じです。

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内部です。

天井はなく、小屋組みが見えます。

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屋根裏です。
太い梁が使われています。

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櫓門の中には石落しが作られています。

小さなものです。
大きな石は落とせません。
実際は石を落とすより鉄砲で撃ったようです。

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屋根の棟瓦です。
城主だった井上氏の家紋が入れられています。

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横から見た天守門です。

(続く)

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