お茶の郷博物館 その2 [歴史雑話]

お茶の郷博物館の続きです。

この博物館には茶室もあります。
京都の小堀遠州の茶室を復元したものです。

正確には小堀遠州侯が手掛けた京都の伏見奉行屋敷と石清水八幡宮瀧本坊を合わせて復元したものです。

書院、数奇屋、鎖之間、これら3つの座敷を使って展開された茶会が小堀遠州の茶の湯の世界を特徴付けています。

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全景です。

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上の間です。
復元といっても厳密なものではないので、玄関の入り方が少し変な気もします。
3つを無理やりくっ付けたのでその違和感かもしれません。

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床の間にある棚です。
数奇屋風の建物で、床の間や付け書院もすこし変わっています。

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釘隠しです。
なかなか凝っています。

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引き手金具です。
フクロウが意匠されています。

ここでお抹茶を飲めます。
天気がよいと正面に富士山が見えます。

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茶室です。
渋いつくりです。

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書院です。


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亭です。
池の上に建てられています。

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中の様子です。
観月会などがもようされます。

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広い日本庭園があります。
後水尾院の院御所である仙洞御所の東庭を造園当時のまま復元したのものです。
池泉回遊式庭園です。

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池には屋根付きの橋が架けられています。

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屋根は唐破風になっています。

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亭と書院です。

お茶の郷博物館 [歴史雑話]

静岡県島田市にあるお茶の郷博物館に行ってきました。

島田市には島田茶、金谷茶、川根茶という3つの茶所があります。
お茶の産地です。

この博物館は合併前の金谷町が建てました。

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入ると世界の茶葉が100種類ほど展示されています。

博物館内には世界の飲茶のシーンが再現されています。

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これは中国のお茶シーンです。
上海の湖心亭です。
明の時代に造られた豫園といわれる庭園の前にあります。
ウーロン茶や釜炒り緑茶などが飲まれていました。

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湖心亭の屋根です。
細かいいところまで再現されています。
屋根に乗っているのは犬でしょうか。

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トルコのアンカラのレストランです。
アンカラには7-9世紀にビザンティン帝国によって造られたアンカラ城が残っています。
城壁に囲まれた町は今も残っています。
レストランでは甘いチャイ(紅茶)を飲みます。

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レストランにある暖炉です。

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カトマンズにあるチベット族の民家です。

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民家の中の様子です。
筒状のものはチャイドンというバター茶を作る道具です。

この他にも石臼で抹茶ひき体験などもできます。

お茶の郷博物館
静岡県島田市金谷富士見町3053-2
℡0547-46-5588
入場料600円
茶室セットは1000円

中世城郭シンポジウム [お城情報]

お城のイベントの情報です。
シンポジウムの他に舞踊もあるようです。


中世山城シンポジウム
日 時 2013年11月30日(土)13時~
場 所 津山市グリーンヒルズリージョンセンター(岡山県津山市町大田)
参加費 無料
内容
「備前宇喜多氏の陣城について」高橋成計氏(城郭談話会)
「中世美作の構と館」前原茂雄氏(九州大学)
パネルディスカッション
パネラー
高橋成計氏、前原茂雄氏、小郷利幸氏(津山市教育委員会)、北恵兆氏(岩屋城を守る会)
問合せ
美作の中世城郭連絡協議会
℡090-9418-7150

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