沖村城＠愛知県北名古屋市

沖村城は愛知県北名古屋市沖村にあった中世城郭です。



林通勝邸跡の石碑が建てられています。
石碑は大正4年に建てられたものです。
石碑の通り林氏の居城でした。

林通勝は織田信長の家臣でした。
筆頭家老でした。
しかし、天正8年に信長により過去の信行加担事件により追放されています。

遺構は全く残っていません。



隣に松林寺があります。

小田井城＠愛知県清須市

小田井城は愛知県清須市にあった中世城郭です。



城跡の石碑です。
大正年間に建てられたものです。



こちらは昭和38年に建てられてた石碑です。

小田井城の石碑のある場所は公園となっています。
でも実際にはここは城跡ではありません。
500ｍほど離れた場所が城跡です。
そこにも遺構は残っていません。

まったく紛らわしいです。
城跡でもない場所に石碑を二つも建てて。
それもそれほど有名でもない城なのに。



近くには古城小学校もあります。

小田井城は、織田敏定が築城して、子孫が住みました。

九之坪城＠愛知県北名古屋市

九之坪城は愛知県北名古屋市にあった中世城郭です。



今は石碑が建つのみです。
平成１６年に建てられました。



説明です。

梁田政綱が城主でした。
梁田氏は織田信長に仕え、桶狭間合戦のときは今川軍の本陣の情報を得る軍功を上げました。



九之坪城のあった場所は現在石碑が建つ場所よりも北にありました。
畑付近と言われますが、手前の川は堀の跡でしょうか。

山中八幡宮

山中八幡宮は岡崎市舞木町にあります。



祭神は応神天皇、息長足姫命です。



本殿です。



鳩ケ窟です。

永禄６年の三河一向一揆のときに徳川家康がここに逃げてこの洞窟に隠れました。
追っ手の兵が洞窟を探そうとしたところ中から白い鳩が二羽出てきました。
鳩がいるなら人はいないだろうと追っ手はそのまま帰り、家康は難を逃れました。



これがその洞窟ですが、本当に小さくて狭いです。
ここに隠れてもすぐ見つかってしまいそうですし、そもそも鎧を着た武士が何人も入れそうにありません。

しかし、それ以来この山を御身隠山と呼んだそうです。



また、ここではデンデンガッサリという民俗芸能があるようです。

法蔵寺

法蔵寺は岡崎市本宿町にあります。
浄土宗の寺院です。



山門です。




徳川家康ゆかりのお寺で、ここの水を使って手習いの練習をしたとか。
家康のゆかりの品もたくさんあります。



本堂です。



長沢松平氏の墓です。
家康の妹の矢田姫の墓もあります。



新撰組局長の近藤勇の首塚です。



近藤勇は板橋の刑場で斬首され、首は京都三条河原で晒されました。
３日後に同士が盗み出して、京都の誓願寺に埋葬しました。
後に誓願寺の住職が法蔵寺の住職となったためにここに葬ったと言われています。
明治政府下では新撰組は逆賊扱いだったので、しばらくは秘密裏にされてわかりませんでしたが、昭和になり判明しました。



台座には土方歳三の名前があります。



近藤勇の銅像です。